聞き書き仲間の活動紹介

NPO 法人虹色たんぽぽ(宮城県亘理町)

2024年7月15日、日経新聞朝刊にて、「NPO 法人虹色たんぽぽ」さんの記事が掲載されました。掲載記事を一部紹介いたします。

『3.11経験 家族の人生を聞き書き』

昨年7月2日、宮城県亘理町の公共施設会議室で早坂由里子さん(60)が10人の町民を前に話し始めた。「こんにちは、はやさかゆりこといいます。生まれたところは岩沼市の……子どもの頃は体格は貧弱だったかなあ……」

幼少期の思い出や学生生活、親きょうだいのこと、就職、結婚、子育て。日々を誠実に歩んできた由里子さんの人生の軌跡に集まった人々は耳を傾け、語りを書き取っていく。

13年前の3月11日。由里子さんは、娘の薫さん(当時18歳)を津波で亡くした。当日の状況や、自己事件などで子供を亡くした人たちと交流していること、ずっと「薫と話したい」と考えていること…

1時間以上の語りを参加者が冊子にまとめる。主催は同町の地域コミュニティーづくりや被災者のグリーフケアなどに取り組む「NPO法人虹色たんぽぽ」だ。

代表理事の鴫原さとこさんが主に利き手を担う。「13年前のあの日だけが人生ではない。生まれてから続く人生、3月11日を経て今も人生を前に進める。辛い経験に『わかる』とは言わず、耳を傾ける人の存在が尊い」

亘理町では述べ300人が語り手となった。「自分の物語に興味を持ち聞いてくれることが分かると、安心感が湧き心が和らいでいく。側にいて隣に座って耳を傾ける人がいる町には優しくやわらかな風が吹いている」。鴫原さんの言葉には人間が幸せで平和であってほしいとの祈りが込められている。

日経新聞2024年7月15日朝刊よりhttps://www.nikkei.com/article/DGKKZO82088060U4A710C2CT0000/

3/21の毎日新聞に掲載されました!

人生つむぐ、聞き書きの力(上下)

誰かが語る人生の物語に耳を傾け、話し言葉のまま書きとめて手作りの本にする。そんな「聞き書き」が近年、広がりを見せているという。聞き書きの魅力とは――。

 3月1日、聞き書きボランティア歴8年という東京都在住の元銀行員、平尾一彦さん(69)の案内で、同多摩市に住む石橋弘さん(83)を訪ねた。平尾さんは、多摩市のボランティアセンターからの紹介を受けて昨年10月から計4回、石橋さんの語りに耳を傾け46ページの本にした。

「毎日新聞」掲載記事より一部抜粋
 
 

我が「聞き書きTOKIOメンバー」平尾一彦氏、渡辺和子氏の活動が毎日新聞で紹介されました。お二人とも『日本聞き書き学校in東京』実行委員です。聞き書きボランティアという活動が具体的にわかる内容です。

皆さん、是非ご覧くださいね。(有料記事なのですが無料期間が設けられています)

朝日新聞デジタル<火論/大治朋子>

3/26掲載