対談:「だからやめられない聞き書き」by聞き書きの樹
6月8日(土)かながわコミュニティカレッジに於ける「聞き書きの樹」(代表・渡辺和子)総会に続く「対談・だからやめられない聞き書き」に、本年12月21、22日横浜で開催の「聞き書き学校in東京」実行委員3名も潜り込み、小田豊二氏と渡辺氏の掛け合いを楽しんだ。

「ゴーストライターとしてたくさんの有名人の話を聞き、信じられない世界をいっぱい見てきている」と語る小田氏。井伏鱒二のこと、ジャッキーチェンのこと、嘘のような本当の話に興味津々。
「初めは口を開いてくれなかった問題の多かった男性が、段々に心を開いて語ってくれるようになった。そして最後には施設長さんから『おかげさまで穏やかないい看取りができました』と感謝されたときは、聞き書きをやっててよかったと思った」と渡辺氏。
締めくくりに小田氏は、参加者に向かって「語り手は自分の話を冊子にしてもらって喜ぶけど、本当は自分が楽しいんだ。やってあげてるんじゃないよ。このことでこんなことを学ばせてもらったし、あなたが喜んでくれて嬉しい。ありがとうだね。文章は下手でも、そこに愛があればいい! ここに1本のバラの花が咲いていた。それを自分の方法で書き残してほしい。聞き書きのバトンは君に渡したよ」と。

12月21、22日横浜で開催の「聞き書き学校in東京」では全国から聞き書き有志が集まる。参加者が各々に受け取るバトンは縦横無尽に繋いでいきたい。
「聞き書き」は手段で「志」は自由だ!!
